初めてのDFUモードに突入、iPad2の復活なるか?
念のためワクチンソフトを外して、続行中。

 DFU(Device Firmware Upgrade)モードはリカバリモードとは異なりアップルがサポートしたがらない特殊なモード。リカバリモードとの大きな違いは、iBoot (Bootloader) を読み込まない。ファームウェアを飛ばしたら、こいつでの復活しかない。

 DFUモードにiPhoneやiPad自体をすることは難しくはないが、ちゃんとiTunesを介してAppleのサーバーとやりとりできるとこまで持って行くのは結構難しいです。Appleがサポートしたがらないのも尤もな話です。Appleのサポートセンターでもリカバリーモードでの復活は、

試みてくれるが、これで駄目だと数万円の手数料で新品に交換を勧められます。
以下わたしの試みた方法を記しておく。
先ず、iPhone、iPadをDFUモードにする。
 
1 iPhone or iPadの充電をしておく。
2 パソコンの電源を切ったままで、iPhone or iPad とUSBケーブルで接続しておく。
3 iPhone or iPad の電源ボタンとホームボタンの両方を同時に長押し、電源OFFと思ったら即、ホームボタンを離す。
4 電源がONしたら、電源ボタンを押したままで3秒後、ホームボタンも同時に押しにし、両ボタンを10秒押したあと、電源ボタンのみ離す。
5 この液晶画面が暗い状態が DFUモードです。
6 ホームボタンを押したままで、パソコンの電源を入れてWindowsなどを立ちあげる。
7 Windows が iPhone or iPad をデバイスとして認識したら、iTunes を立ちあげると、Apple の ソフトウェア更新プログラムサーバーと iPhone or iPad の接続が開始します。
8 ネットとパソコンの接続は可能な限り速い方が良いです。
9 Windowsに組んであるワクチンソフトは外しておいた方が良いでしょう。
10 あとは、放っておけばいいのですが、回線スピードにもよるけどかなり長時間要するようです。


ここで一晩が経過した。

件のDFUモードでのiPad2復活の試みだが、有り体に謂って「失敗」した。
iPadをDFUモードにすることは慣れると比較的簡単だが、iTunesとのやりとりで意図せぬ動きをしてしまうのだ。WindowsからDFUモードは確認できる。

 この画面で見張り乍ら、iTunesの指示に従ってクリックし作業を進めると、リカバリーモードに勝手になり、最後には通常モードになってしまいApple社のサーバーとのやりとりは出来ずなんどやっても不明のエラーが待っている。AppleがDFUモードはサポートしていないと謂ってゐるので、文句を言っても仕方がないが、ver up 書替え時に電源が落ちた位でファームウェアが飛んでしまうというのは、明らかにAppleの設計ミスというか、バグである。ユーザーに復元の手立てを公開しないのは、ユーザーを莫迦にして居るとしか思えない。公開しないのなら無償で復元すべきである。
色いろ試してはみたが、昨夜upしたこの窓は二度と開くことはなかった。
うーーん、謎は深まるばかりです。


ここまで、分割でTwitterに投稿したものに修正加筆したもので。